その昔、人は良い水を求め、良い水が手に入りやすいところに移り住んだものです。
21世紀の現在、選択眼さえあれば経済力に応じて「水を選べる」時代となっています。
先日(2014.7)、L.Aで水不足で問題化しているときに水道管破裂で大量の水道水が失われた映像が流されていました。この破裂した水道管、なんと90年間も交換されていなかったとのこと。皆さんは水道局から蛇口までの水道管の実態を精査されたことがあるだろうか?
水道局が宣伝する水道水の実態
- 原水(多くは河川水)の汚染、水質劣化。特に夏から秋。
- 水道本管の錆びつき。
- 水道枝管の錆びつき。
- 自宅までの排水管の錆びつき。
- 集合住宅の場合、「貯水槽、受水槽」の汚れ。半年に一度清掃されるので、清掃前の状態を確認すれば判明。
上の写真を注意深くご覧になると分かることだが、スゴイ厚みの錆層ができている水道本管。結晶化した錆が7~8cmも積層している。おいしく作られたはずの水道水がここを通って自宅に配水されるのです。
集合住宅はさらに悪化
集合住宅・マンション等の場合、さらに注意が必要です。
「貯水槽・受水槽」の汚れの問題です。集合住宅の場合配水量を確保するため、 一年中「貯水槽・受水槽」に一旦水道水を溜め、その後使用する形をとっています。「留まれば腐る」との言葉があるように、水は溜めこむと腐敗するのです。当然、「アオコ、藻」などが 「貯水槽・受水槽」の中に発生します。一度清掃時に中を確認されると良いと思います。
朝一の水が「赤水」・・・
朝一の水が「赤水」という家庭も多い。これは、古い住宅で発生する。配管の錆が酷く、一晩滞留した水道水がたっぷりの錆を含んで配水される。
このようなお宅では注意が必要だ。
浄水器を取付けるのは「絶対」だが、この朝一の赤水を浄水器に通すと、一発で浄水器が「目詰まり」してカートリッジ交換となる。十分な捨て水をしたのち飲用に供するしかない。
配管に鉛管が使われている地域に住んでいる。又は、自宅への配管に鉛管が・・・。
呉市水道局の対応指示。
呉市も昭和41年までは,小さな口径の配水管やご家庭のメータ回り,鋼管の布設の難しい場所に鉛管を使用してきました。
このうち上下水道局所有の鉛製配水管については,他の種類の管に取り替えました。
しかし,昭和41年以前に布設したお客様所有の給水装置は,素材に鉛が使用されている可能性があります。
給水装置というのは,上下水道局の配水管から分かれて各使用者のじゃ口に達するまでの水道管とその水道管に付属する給水用具すべてを指しており,水道使用者の財産(メータは除く。)で,管理責任も水道使用者,つまり市民の皆さま個人ということになっています。
従って,給水装置の中に使われている鉛管の取替費用は,給水装置所有者に負担していただかなければなりません。
鉛管が使用されている場合でも, 通常の使用状態では国の定めた水質基準に適合しており問題ありませんが,より安全にご利用いただくため,朝一番や長時間使用されなかった水道水の最初のバケツ1~2杯(約10リットル)の水は,飲用以外の用途に使うようにしましょう。


